時候の挨拶(5月)

以前購入した下記の本を引用しています。
手紙の苦手な人にお勧めの本です。

手紙・はがきの書き出しと結び 実用文 150例
すぐに役立つ十二カ月の書き出し・結びと 目的に応じた豊富な文例
著者 堀江恵治(ほりえ、けいじ)
1953年、東京都出身。早稲田大学文学部第一文学部卒業。
出版社・新聞社で編集業に携わったのち独立。
幅広い経験をもとに、手紙・スピーチ・一般常識等の実用書を執筆。

5月の書き出し
時候のことばを入れる。

五月晴れの日が続き、さわやかな気分で過ごす毎日です。
立夏を過ぎ暦の上では夏到来。なんとはなしに期待感のふくらむこのごろです。
風薫る五月となり、ますますご健勝のことと存じ上げます。
新緑の候、天も地もまさしく夏来るというにふさわしい雰囲気です。
今が一年中でもっとも気持ちのいい季節ではないでしょうか。元気にご活躍のことと存じます。
青葉の香りをふくんださわやかな風が吹き渡っております。
さわやかな風に包まれて、どこまでも歩いて行きたくなるこのごろです。
緑の中を歩くと、植物の生長する息づかいが聞こえてくるような気がいたします。
だいぶ夏めいてまいり、万物も活気づいているように思えるこのごろです。
澄みきった青空に心も晴れ晴れとしてくる薫風の候となりました。
暦の上では夏となりましたが、まだ春の名残の冷気が感じられる昨日今日です。
青葉が目にしみるころとなりましたが、いかがお過ごしですか。
日中は歩いているだけで汗ばむ初夏の季節となりました。
素肌に触れる風が心地よく感じられる初夏の候となりました。
初夏のみぎり、日差しも強さを増しているようでございます。
はや夏の本格化を思わせる日盛りの暑さでございます。
野山の緑も鮮やかな色を見せ始め、いよいよ夏の到来です。
緑風の候を迎え、自然の素晴らしさに改めて感動しているこのごろです。
今日は風が強くて夏嵐と言った一日でした。近ごろいかがお過ごしですか。
緑したたる候、自然の美しさが改めて感じられる時節となりました。
五月も終わりの今日、心は早くも梅雨を通り越して盛夏へ飛んでおります。


風物・生活を入れる。
そろそろ背広が重くなり始める季節。Tシャツ姿で軽々と歩く若者をうらやましく感じます。
ゴールデンウィークの行楽疲れが抜けきらず、少々参っているこのごろです。
新しい職場の環境にもすでに慣れ、元気にご活躍のことと存じます。
アウトドアスポーツで快い汗を流せる季節となりました。
陽光を照り返す青葉の勢いに、私自身も発奮させられる思いでおります。
今年の黄金週間にはどちらかへお出かけになりましたでしょうか。

自然の風景をいれる。
街路樹の陽のきらめきが目にまぶしい季節となりました。
朝から降り出した雨が草木の緑をいっそう深くしております。
新緑の山々を眺めていると、緑の中にとけ込んでいきたいような気がいたします。
新緑の若葉が風にそよぐのを見ると心が洗われる思いがいたします。
五月の風にそよぐ緑の木々がなんともいえぬ美しさです。


5月の結び
夏に向かう折から、どうぞご自愛くださいますよう願いあげます。
季節の変わり目ゆえ、体調を崩さぬようくれぐれもお気をつけください。
躍動の夏に向けて、いっそうのご発展を期待しております。
元気に外へ飛び出し、さわやかな季節を思う存分満喫しようではありませんか。
暑かった後に急に涼しくなったりする時節です。健康には十分ご留意ください。
花々の咲く時節にあたり、あなた様のお仕事も開花することをお祈りいたします。
立夏を迎えた折、改めて心身に活を入れていきましょう。
緑の風が快い季節、お変わりなくお元気に過ごされることを願っております。

手紙・はがきの書き出しと結び実用文
堀江 恵治
池田書店 (1999/03)
売り上げランキング: 649,654
通常4日間以内に発送

参考リンク
http://www.teglet.co.jp/naoko/intro.php
時候の挨拶・季節の挨拶:月ごとの時候の挨拶(書き出し)と結びの文例・例文「年賀状・暑中見舞いドットコム」
http://www.iwate-jh.ed.jp/pfc/pfc02.htm#005
社員証・IDカード作成専門サイト【IDmart/研美社】|社員証・IDカード作成専門サイト【IDmart/研美社】
http://tamagoya.ne.jp/manner/012.htm