六曜について

六 曜 内 容
先勝(せんしょう)  急ぐ事良し、午後から凶
友引(ともびき)   見舞い/葬式以外良し
先負(せんぷ)    静事良し、午後は吉
仏滅(ぶつめつ)   すべて凶
大安(たいあん)   すべて良し
赤口(しゃっこう)  すべてに凶、だが昼頃は吉

先勝-->友引-->先負-->仏滅-->大安-->赤口
の順で繰り返される。

各月の一日について、どの様に決められているか

昨日読んだ「日本の禁忌」P.181―P.183(新谷尚紀 監修より)  

旧暦の正月、七月    先勝
旧暦の二月、八月    友引
旧暦の三月、九月    先負
旧暦の四月、十月    仏滅
旧暦の五月、十一月   大安
旧暦の六月、十二月   赤口

友引の意味
「相打ちて共引きとて、勝負なしと知るべし」というのが元来のもの。
勝負なしの引き分けということだから、葬式とはまったく関わりがない。
それがなぜ、葬式を執り行うにはふさわしくない友を引っ張って行く
という意味になってしまったのだろう。
これは陰陽道の「友曳方」と混同されたためだとされる。
友曳方とはそこでことを為すと友に災いが及ぶとされる方角のこと。
この友に災いを及ぼすという部分が六曜の友引と結びつき、
その日に葬式を行うと友への災いが起こる。
すなわち、友を冥土に引っ張っていってしまうとされたものと考えられる。
友引には気の毒な混同だったといわざるを得ない。

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